1999年インドネシアからの独立をめぐる騒乱によって、ほとんどの医療施設や医療従事者を失った東ティモール。
AFMETはそれからの約15年間、 病院や医師がいなくても、病気を予防し健康を保てるよう、東部ラウテン県において地域の保健ボランティアの養成を継続してきました。
養成された村の保健ボランティアは政府保健省による地域保健総合サービス(SISCa)の支援、家の衛生度チェック活動、住民の手によるトイレの設置、結核撲滅活動、そして「衛生的なかまど」の普及のために活躍してきました。
また、2015年度より味の素「食と健康」国際協力支援プログラムの支援を受け、イリオマール準郡において、「栄養失調児の減少を目的とした母親対象の栄養と食に関する知識向上プログラムとその実践」事業を行ってきました。
2018年6月、事務局を六本木から鎌倉に移転。名称を「特定非営利活動法人AFMET」に変更しました。
日本と東ティモールをつなぐ活動を展開します。
また、現地ではキリンサイ栽培事業など、栄養と健康、収入創出につながる事業を展開していきます。
AFMETは、東ティモールフェスタ2019の事務局を担当しています。